デリケートな時計塔

何気なく調べた扉でイベントが始まった!

白タルの散歩道

りぃ おじゃましまーす。
ガルムート 誰かと思ったら、あんたか。せまいとこだけど、まぁ入んなよ。

タルからしたら広いっす!

白タルの散歩道

ガルムート 珍しいもんがいろいろあるだろ。へへ、ガラクタばっかだけどな。オレにとっちゃどれもある人から譲り受けた大切なものばかりなのさ。
りぃ 自慢の道具なんだね。

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ナリヒラ お~い、元気にやっとるかい?
ガルムート お、ナリヒラの爺さん!噂をすればなんとやら、だな。

このおじいさんが道具くれたのね。

ガルムート まだくたばってなかったのか?
ナリヒラ ヘヘヘ、お前らとは体のつくりが違うんじゃて!
ガルムート ヘッ、相変わらずだな。

なんだかアメリカンなやりとりだわ。

白タルの散歩道

ナリヒラ どうじゃい調子は?
ガルムート もちろんキチンと動いてるさ。爺さん、もしかしてあの鐘の音が聞こえないのかい?

ん?ガルムートの調子じゃなくて?

ナリヒラ 最近、耳が遠くてのぉ。…なんてぇのはウソじゃ。ちゃあ~んと聞こえとるわい!

ずいぶんノリの良いおじいさんね。

ナリヒラ ちとばかし鐘の音がにごっとるようじゃがな。そろそろ油をさしてやらんと…。
ガルムート チッ、なんだよ。心配して損したぜ。

白タルの散歩道

ナリヒラ ほう、お前さんにも友人がたずねて来るようになったか。結構結構!
りぃ こんにちは。あまりに触れられないから、小さすぎて見えてないのかと思ってました。

ナリヒラ 知っとるか、おぬし。こやつは今ではこんなだが、ちょっと前はそりゃひどかったんじゃぞ。
りぃ

ガルムート や、やめてくれよ、爺さんッ!
ナリヒラ ホッホッホ、いいじゃないか!こいつがこの街に来たのはもうかれこれ3年ぐらい前になるかのぉ。

白タルの散歩道

ええーっ!
勝手に過去を語られてしまうのっ!?

ナリヒラ こやつは一旗あげようって躍起になっとった。一生懸命、それこそ朝から晩まで働いとったの。
ガルムート そうそう、もうすぐ自分の店を開けるかも、ってぐらい金を貯めたんだけど…。

あ、ノッてきたからセーフね?

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ガルムート 情けねぇ話、サギにあっちまってもう、スッカラカンさ…。
りぃ ひぇ。

ナリヒラ それ以来、こいつは荒れとってなあ…。もう金輪際、誰も信じるもんかっていうような、すさんだ目をしとったのぉ。
りぃ 無理もないなぁ…。

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ガルムート そんなオレに、時計塔の仕事をやらねぇかって言ってくれたのが、爺さんだったんだ。

ちゃんと見てくれてる人もいたんだね。
良かった。

ガルムート 最初はまたオレをだまそうとしてんじゃねぇかと思ってたんだが、やってるとだんだんと楽しくなってきてさ…。

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ガルムート 一生懸命サビを落として油を指して…。1人でようやく整備を終えた時に、聴こえてきた鐘の音の響き…。今でも耳に残ってるよ…。
りぃ がんばったのぅ。

ナリヒラ ま、おかげでわしは引退して楽させてもらっとるがな。
りぃ 上手いことやったわね。

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ナリヒラ あ、そうじゃ、肝心なことを言い忘れとった。例の時計塔の油だが、今、獣人たちが暴れとるせいで品薄らしいぞ。どうにかせんとな。
ガルムート えっ、ホントかよ? あれがねぇと…。

ナリヒラ 天晶堂なら扱っとるかも知れんな。ああいう店とはつきあいたくはないんじゃが…。
りぃ そうそう。ほんとほんと。

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ガルムート むむ…、そうだ。なあ、あんた、もしよかったら時計塔の整備に使う時計塔の油を取ってきてくれないか?
りぃ ぶえ!

ガルムート な、頼むよ。あの時計はちょっと手を抜くと、すぐにスネておかしくなっちゃうんだ。えらくデリケートなんだよ。
りぃ くっ、まぁ下層に行くだけならちょちょいと取ってくるよ。

ガルムート そいつはありがたい! よろしく頼むぜ。

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りぃ というわけで、油クレクレ。
Garnev ほう、時計塔の油が欲しいのか。あれは獣人どもが暴れてるせいで手に入りにくくなってるからな。

獣人が暴れてるからって、よほど僻地でしか取れない油なのかなぁ?

Garnev が、天晶堂は違う。そういう品こそ、ここに来れば見つかるのさ。もちろんカタギの店のようにはいかない、ギブアンドテイクでいこうか。
りぃ 天晶堂だから、亜鉛鉱12個とかですか。

Garnev オレたちは今、オークの黄金マスクを探してる。こいつを持って来れば交換してやろう。いい取り引きだろう?
りぃ は?

黄金マスク?
って、コレよね?(過去の画像で失礼。2003年です。)

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(タル捕獲しました! よし、鍋にしよう。 ピギャー!)

いやいやいやいや。
機械油と交換に黄金マスクとか割に合わなさすぎでしょう!?

りぃ 汚いさすが天晶堂きたない。

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と言いつつ仕方がないのでダボイへ。
調べたらOrcish Trooperという雑魚が落とすとのことで、シバきまくってようやくゲット。

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りぃ おるぁー!どりゃー!
Garnev ほほう、なかなかやるじゃないか。よし、じゃあ約束どおり交換してやろう。

だいじなもの:時計塔の油を手にいれた!

りぃ 取ってきたよっ。大変だったんだから!
ガルムート あぁん…、誰だい?

なんだかガラが悪くなってる?

ガルムート あぁ、あんたか…。せっかく取ってきてもらって悪いが、もうそいつは必要ないんだ…。
りぃ え!なんでよ!使って!

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ガルムート あの時計塔は壊してしまって海からの物資を運び上げるクレーンを建てることになったんだとさ。
りぃ え?

ガルムート …もう決まっちまったんだ。どうにもならないさ。時計塔の油は受け取っておくよ。とりあえずありがとよ。

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ガルムート ちょっとでも何かを信じようと思ったオレがバカだったってことだな…。
りぃ え…。ちょっと待って。

お客を家に置いたまま外出するんかい!
鍵閉めようよ!

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ナリヒラ ガルムート、わしじゃ。そこにおるんじゃろ?
りぃ 残念ながら。

ナリヒラ おぉ、お前さんかい。ガルムートはどこへ行きおった?
りぃ さあ…?愚痴こぼしながら行先告げずに行ってしまったよ。

白タルの散歩道

ナリヒラ あやつ、留守か。なに、時計塔の取り壊しの話をしとったと?それでガックリきとったか。
りぃ やさぐれてた。

ナリヒラ しょうがないヤツだな。時計塔保存の嘆願書をもらって、署名を集めて持って行けば、計画を中止させることができるかもしれぬのに…。
りぃ そうなんだ?できることはやってみないとだね。頑張って。

え?
私がやるの?

えぇ~。