コブラ傭兵団入団試験

ミア・リーユ Miah Riyuh ちょいと!そこのオマエさぁ。ここいらが、ウチらコブラ傭兵団のシマだと知って、うろついてんの?

シマ。

ミア・リーユ それともなに? まさかこのミア・リーユさまに用でもあんのぉ?
りぃ 連邦軍に入りたいの。

ミア・リーユ ……んんん?なに、他国軍からの移籍希望者ァ?チッ、面倒くっさいなぁ……。
りぃ そこをなんとか。

ミア・リーユ ……ほら、さっさとしてよ!名前は?なんての?
りぃ りぃです。

ミア・リーユ ふ~ん。……りぃね。じゃあさ、さっそくでわりぃんだけど、りぃ。ちぃと、試させてもらおっか……。

ミア・リーユ 西サルタバルタにさぁ古ぼけた塔があんじゃん?あれさぁここのタルにとってはけっこう重要な施設らしいんだよねぇ。

ホルトト遺跡ね。

ミア・リーユ んで、その塔が最近調子わるいとかで、タルの頭が雁首そろえて、対策を考えたんだって。その結果が……

ミア・リーユ 手の院院長・特製ゾンパジッパのなんでも魔符!

タルタルらしいネーミング~~~!!

ミア・リーユ あーやだやだ、口にすんのもこっぱずかしいネーミングだけど魔法的には超すごぃらしくてぇ……コレを塔にぺたっと貼れば、調子わるい個所が自動的に修復されるんだって……。

凄すぎでは。

ミア・リーユ だけど、ほらぁ。最近じゃ、外もおちおち歩けないじゃん?だから、ウチらの団に依頼がきたってわけ。

なるほど。

ミア・リーユ もう、わかった?オマエの初仕事は、西サルタバルタのボロ塔にダッシュして、こいつを貼ってくること。ま、パシリもこなせねぇヤツなんて、ウチの団にはいらねぇし。せぇぜぇがんばって、期待に応えてみせなよ。
りぃ うん。わかった。

だいじなもの:ゾンパジッパのなんでも魔符を手にいれた!

魔法塔にゾンパジッパのなんでも魔符を貼りつけた!

魔法塔にゾンパジッパのなんでも魔符を貼りつけた!

魔法塔にゾンパジッパのなんでも魔符を貼りつけた!
不思議な音が響きわたった……。

おっ。
3つ貼ったから自動的に修復が始まった?

魔法、とんでもないなぁ。

ミア・リーユ 遅かったじゃん。さっき、ゾンパジッパのヤツが来て金を払ってったから、わかってたよ。

当然のように感知もめちゃ早。

ミア・リーユ アンタはみごと試験合格ってわけだね!
りぃ やったー!

ミア・リーユ ご入団おめっと~りぃ。これでオマエも、コブラ傭兵団の一員だよ。
りぃ よろしくお願いしまっす!

ミア・リーユ え?金?そりゃあ団のもんに決まってんじゃん。オマエさぁ。すんなり入団を認められただけでもめっけもんだよ?感謝してほしいよ、たく。

えぇ…。

ミア・リーユ ……あ、そうだ。面とおしをしとかないとね。お頭ぁぁぁ~!!

ロマー・ミーゴ Romaa Mihgo うるさいね……。なんだい、ミア?私の日向ぼっこを邪魔するつもり?
ミア・リーユ すみません、お頭。コイツ、新入りのりぃです。

ロマー・ミーゴ…。
ナナー・ミーゴのお母さんだ!!

現代ではカザムにいるよ。

ロマー・ミーゴ へぇ……こんなヤツが私のシゴキに耐えられるのか?逃げだすのがオチだよ。

ミア・リーユ お言葉ですけど、お頭。ソイツ、立派に初仕事を終えました。このミアが、太鼓判を押します。

ミア…いい人…。

ロマー・ミーゴ そう……アンタがそこまで言うなら……。りぃとやら!せいぜいミアの顔、つぶさないようにするといい。
りぃ うん。

ロマー・ミーゴ じゃあ、私はもうひと眠りするから。

ひなたぼっこといい、お昼寝といい、とってもネコっぽいなぁ。

ミア・リーユ ふぅ……あ、ウチの団は基本、自由労働なんだけど……ま、そこにいるコリンオリンが詳しいからテキトーに聞いといて。

ミア・リーユ じゃあアタイ、他に仕事があるから。せいぜい死なない程度にがんばりぃ。
りぃ うん。ありがとう。

コブラ傭兵団に入団しました。

よーし、神子さまのために頑張るぞー!