逢魔が時 其の弐

りぃ ラミア待てぇ~!

ラズファード ……まだ、見つからんのか?

本当にラミアが従ってる。

Whafael ははっ。八方手をつくしてはいるのですが、何分にも、迷路のような場所でして……。
ラズファード 言い訳は聞きたくない。

ラズファード お前たちがラミアの嗅覚ならば、というから諸将の反対を押し切り、禁を破ったのだ。陛下を無事に保護するまで、帰れんと思え。
Amkeen 御安心ください。このラミアは、我らが錬金術の粋を集めて改良を加えたもの……必ずや御期待に応えましょう。

研究は続けてたってことかな…。

ラズファード だと、いいがな。

りぃ ん…?

ラミアを追っかけてたらここに来てしまった。

ラズファード 驚かせてしまったようだな。りぃ。
りぃ う、ん。

ラズファード とんだ失態を見せてしまった。まさか、お前がここまで足を伸ばしていようとは、思わなかったのでな。

あれっ、見てはいけないものを見てしまっただろうに、怒られたり殺されたりしない。
ラズファードも私をかなり信用してくれてるってことかしら。

ルザフ ! やはり、か……。

アヴゼン あれハ?あれハ?アノ、あかイよろいノひと……。

メネジン ……はて、丞相に似ておるが……。
アフマウ まさか!……見間違いよ……きっと……。

ルザフ どうした?ラミアと馴れ合う自国の者にショックでも受けたか?

ルザフ それとも、あの赤い鎧の男……見知っているのか?
アフマウ ……ええ。

ルザフ だろうな。何しろ、あいつは皇国の……
アフマウ ……兄……です。

ルザフ ……なに?
アフマウ マウの兄さま……です……。

まさかの答えでさすがのルザフもびっくり。

ラズファード ラミアは、なんと言っている?
Amkeen それが……確かに、この辺りにいると……。

ラズファード ならば、もう一度、しらみ潰しに捜せ!
Amkeen 御意……。

アフマウ ウソよ……。

アフマウ !……マウの傭兵がいる……。

アフマウ ……そうだわ!きっと、なにか事情が…………そう、きっと複雑な……事情があるのよ。聞けばわかるわ!

アフマウ 兄さま!!!

ルザフ ……。

ルザフ ……仕方ないな。……連れてってやるか。

アフマウの方に向けた手をクイッと上へ向けた。

浮いたぁ!

浮かせることができるし、飛ぶこともできるの!?

ラミアが気づいたっぽい。

ラズファード

ラズファード ……お前……。