逢魔が時 其の壱

ここから入ってBFなのね。

うわぁ、いっぱいいる。
あれを倒せばいいのか。

そいやー!

あれ?3匹倒したところで中断…。

アヴゼン オイ、ていとくトヤラ!
ルザフ …………。

アヴゼン コノふねハいま、ドコヘむカッテイル?
ルザフ ドゥブッカ島だ。

アヴゼン ホーゥ♪

メネジン ……分かったぞ。……ペリキアだな……?
アヴゼン ずぼしダナ!

メネジン ……どんなところなのだ?
アフマウ ……聞いたことあるわ。昔、この近海で商船を襲ってた恐ろしい海賊……イフラマドのコルセアの根城だったって。

アヴゼン ヒエエ……つみモナイしょうせんヲ、ねらッテタノカ?
ルザフ ……アトルガンのな。

アフマウ ……だから、ある日嵐が起こって、イフラマドのコルセアはみんな海の底に沈んじゃったって。
ルザフ ……みなが……海に沈んだのでは……ない……。

アフマウ …………?

メネジン ……では、イフラマドのコルセアがいない今……ペリキアはどうなっておる?

アヴゼン マサカ、めいかいノ、ものドモノそうくつ……。
アフマウ ……亡霊コルセアの……?

ルザフ ふっ……だったら、どうする?
アフマウ ……そ、それは……

アヴゼン たのシミダゾ!
アフマウ そうね、楽しみよ!!

ルザフ なぜだ?命を奪われるかもしれんぞ?
アフマウ だって、だって……亡霊になったとはいえ、元は海賊さん。家族やお友だちがいる人間だったわけでしょう?

アフマウ だから……寂しくて、悲しくて、会いたくて……。長いあいだ、ずーっと苦しんできたんじゃないかな……。

アフマウ だから、反省してもう悪いことなんてしないと思うの。

それはちょっと楽観的すぎるかと…。

アフマウ それに……

アヴゼン ソウソウ……
アフマウ この船の人たち、とっても優しくしてくれたもの!

アヴゼン ……さいしょハ、おそロシカッタケド、ナー。
メネジン ……だが、兜の金具が軋んでいたら……油まで注してくれた……。

この船の人って、フォモル?
なるほど、優しい亡霊に接したからみんな悪さしないって思ったのね。

ルザフ あいつらがそんなことを……。

アフマウとルザフだけじゃなくて、みんな仲良しになっちゃってるじゃないの。

ルザフ !?

なんか、すごい音が鳴ってる。

ルザフ …………。

アフマウ 提督?どうしたの?
ルザフ 黙れ!

ルザフ ……この音は、間違いない……この音はッ!
メネジン ……そういえば、首をしめられたアプカルみたいな鳴き声がするな……。

アプカル、首絞められたらこんなすごい声出すの!?
声っていうより、複雑な形の空洞を風が抜けるような不協和音というか、冥界の音叉がいくつか鳴ってるみたいな音がするけど…。

ルザフ 忘れるものか……。いや、忘れることなど……できない……。

ルザフ あの日の、涙……血……骨……すべて……。

アヴゼン ち?
メネジン ……骨?

ルザフ 間違いない、……ラミアだ。あの音は、皇国軍がラミアを操るために用いる笛の音色だ。

ええっ。

メネジン ……何を言うか。ラミアは、皇国の敵ぞ……?
ルザフ ぬかせ。 200年前、俺たちコルセアの隠れ家を一掃しようと皇国軍がペリキアに送りこんだ兵器……

ルザフ それが、合成獣ラミアだ。
アフマウ そんなの嘘!!だって、皇都にまであいつらは攻めよせてきてるのよ!?

ハザルム試験場は200年前には稼働してたのね。

ルザフ ふっ……。飼い犬に手を噛まれたってわけか。どんな汚い手をも使う皇国らしい失策だな……。
アフマウ ……皇国軍は、……アトルガンは、無敵だもの!ラミアなんて必要ない!そんなこと聖皇は命じないわ!

ルザフ ……いいだろう。見せてやる。ついてこい!

アヴゼン ……あふまうヨ。どうするのだ?きっと、うそダゾ?
アフマウ そうかもしれない。ううん、きっとそう……でも……。

メネジン ……こんなとき、……丞相なら、きっとこう言うだろうな。

メネジン ……己の目で確かめろ、と。