降臨、異貌の徒 其の肆

カモロドミロ ムダな精霊魔法を打つな!

カモロドミロ 非戦闘員は奥の隠れ港へ!
ルッカラッカ くっ、ダメですっ……囲まれています!

ルッカラッカ剣持ってる。
赤魔道士とかかな。

Livura-Novora はぁ……はぁ……も、もう、金牛魔導団で生き残っているのは我々だけです……
Kindel-Bandel ゲホッ、ゲホッ……や、奴らに、なぶり殺しにされるぐらいならいっそ、この場でありったけのファイガを……!!

残り3人!?
殲滅されてるじゃないですか!!

パットナオットナ バカもの!魔法が通じねば、剣を取れ!剣が折れれば、拳を振るえ!金牛の魔戦士、意地を見せるのだ!

パットナオットナかっこいい!!

ああっ、何人か倒れてる。

ロベルアクベル あきらめるな、星の子ら!我を信じよ。活路はある!

ロベルアクベル 我は……勝たねばならん。かのお方のために……そのために、すべてを棄てたのだ……

すべてを棄てた?
結果その姿に?

ってか、魔法効かないのに魔法を?
タダの魔法じゃない、奥の手…?

サンドリア軍!?

ロベルアクベル !?

技を収めた。

ロベルアクベル ……来た!!

アシュメア・B・グライナー ……ウィンダスの兄弟よ!お待たせしました。我ら、サンドリア王立騎士団。危急の報せを受け、馳せ参じました!

パットナオットナ なんと……これは夢か……!?

ラシュマス りぃ!ティルさん、ミルさん!この前のお礼に来たよ!
りぃ ラシュマス。

説得できたんだ!?

ミル・パコルマ……うそぉ~!
ティル・ミドゥーリ あいつら、マジで援軍つれてきちゃった!

ロベルアクベル ウィンダス連邦、大魔元帥ロベルアクベルである!貴殿らの義に感謝する!

ヤグード、鎧とか着てないから剣が良く効きそうだ!

イルヴォレール・S・クスロー 元帥殿、奴らの狙いは聖都ぞ!ここは我らに任せられよ!
ロベルアクベル 恩に着る!

ロベルアクベル ……ロマー殿、近くへ。(聖都全域を被う聖都結界には、実は欠陥がある。それは、地下からの侵入を想定していないことだ。敵が、この砦を攻めたのと同じ空洞が、おそらく聖都の地下まで続いている。敵はそれを利用するだろう。)

マジで。

ロマー・ミーゴ ……えぇっ!?ひょっとして、この城砦の戦いは壮大な陽動作戦?つか、だったら、まっすぐ聖都に向かっ……

ロベルアクベル ……シッ、声が大きい。(それでは勝てぬ……。敵が奇策に出れば、それに乗ずるが上策。奴らの潜む地下空洞をこちらも利用するまでのこと。よもや洞内の敵はみずからが奇襲を受けるとは思っておるまい?)
ロマー・ミーゴ そうかっ!……っと(敵がここの攻略に使った入口を探して背後から敵を衝こうってんだね!でも、もし間にあわなかったら……)

ロマー・ミーゴ (……勝負師だねぇ、アンタ。)
ロベルアクベル (ふふふ……貴下とて同じだろう?急げ!地下に潜む敵部隊を殲滅するのだ!)

狭い地下洞窟での戦闘になるから、ペリィ・ヴァシャイの弓部隊じゃなくて、ロマー・ミーゴを指名か。

ロベルアクベル 待て。貴下なかなか良い身のこなしであった。ワームキーを託しておこう。

ん?私?

戦場全体をよく見てるんだなぁ。

ロベルアクベル この砦のどこかに敵が使った地下空洞の入口があるはずだ。場合によっては、封鎖されているかもしれん。そいつを使って、内部へ侵入しろ!
りぃ わかった。

ロマー・ミーゴ ええっ!?そんな大事なもんをこいつに?
ロベルアクベル 安心しろ。コブラ傭兵団のロッティ・モアルゲットにもスペアを渡しておく。万一この者が失敗したら、使えばよい。

ロベルアクベル さあ、行け!

だいじなもの:ワームキーを手にいれた!

ここから入るのね。

ゴユの空洞だって。
シャクラミみたいな感じ。

ここら辺の地下は全体的に貝とか骨とか化石とか埋まってるのね。

うわっ、めっちゃいっぱいいる!!

えーっと…?
全部で50匹くらいいるの?マジで!?

倒さないとウィンダス壊滅しちゃう!!!

やあー!

うおあー!!

ヴァレンラールが全部やってくれるー!!

あっ、こいつがボスだね!

りぃ 先生お願いします!

ちょろいもんよ。

あっ、ここが出口…。

ウィンダス入り口の目の前じゃないですか!!!

りぃ みっ、神子さまー!!

ウィンダスは無事なの!?