断ち切らん、その鎖を 其の陸

白タルの散歩道

スカリーM …「光の弓」は、確かに受け取りました。この弓に呪われし力を与えていた魔晶石も、もとあった地へと戻されたとのこと。

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スカリーM 北の奥地まで出向き、この弓を探し出してくださったセミ・ラフィーナどのには、大きな感謝を表したいと思います。
セミ・ラフィーナ いいえ、その弓を探し出したのは私ではない。そこの冒険者りぃの働きよ。

スカリーM そうでしたか。今回は、あなたには色々と世話になりましたね。

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スカリーM いえ、冒険者には礼の言葉などは無意味でしたね。さぁ、これをつかわせましょう。
りぃ おおっ、ありがとう。

スカリーM それはハンターソックス。あなたの狩人としての腕前に敬服し、それを与えます。

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スカリーM それでは、ペリィ・ヴァシャイ族長。次なる狩りのために、私はこの地を後にしたいと思います。

忙しいなぁ。

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はぁ~。一件落着だね。誰も逮捕されなくて良かった。

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セミ・ラフィーナ …随分あっさりと帰っていくものね…。
ペリィ・ヴァシャイ …うむ、もしかしたら、「光の弓」を砕くことが、あの罪狩りのミスラの役目だったのかもしれぬな。

セミ・ラフィーナ 罪人を捕えることが彼女の目的ではなかったと?
ペリィ・ヴァシャイ わからぬが、本国は罪人の娘よりも、「光の弓」の方に関心があったのは確かだ。

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セミ・ラフィーナ ならば、魔晶石の力は、それほどに恐ろしいものということね?
ペリィ・ヴァシャイ …。魔晶石は、クリスタルに似ている。いや、それどころか魔晶石に秘められた力は、クリスタルの力をしのいでさえいるかもしれない。

カムラナートが「クリスタルと同種の力が秘められている。不純で汚らわしいが、はるかに強力だ。」って言ってたね。

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ペリィ・ヴァシャイ けれど、どちらも自然に反するもの。しかも魔晶石の力は、まがまがしく、呪われた力だ。だからこそ我らには許すことのできぬ、悪しきものなのだ。

魔晶石って、どうやってできたものなんだろう。
クリスタルと同種…ということは、メルト・ブローの影響で?
不純だが強力って、うーん?

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ペリィ・ヴァシャイ 火の部族の族長ネヴ・ベフラティもそれを知っていた。そして私も、あの当時の罪狩りのミスラもあの弓を見て理解したよ。

当時の罪狩りのミスラは、魔晶石をザルカバードに返すことが最優先事項だと考えて、シウ・ベフラティを見逃したんだろうねぇ。

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ペリィ・ヴァシャイ あの石は、ミスラの血に呼びかけてくる。他人へのねたみ、そねみ。…悪しき心を呼び覚ます。

多分、ミスラじゃなくてもそういう影響あるんだろうけど、ミスラだとより感じやすいのかな。

ペリィ・ヴァシャイ だが、それを打ち払う力を、あの親子は持っていた。あの弓を使っても心の光を失うことはなかったのだから。

なるほど、2人とも光の弓を使ってたのに何ともなかったのは、悪しき心に負けない強さを持っていたからなのか。

光を失うというのは、失明することではなく、心が悪に染まってしまうこと…だったのね。

ん?だったら、ペリィ・ヴァシャイの目は?

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セミ・ラフィーナ …。今、わかったわ。ペリィ・ヴァシャイ、あなたはあの弓をひいてその光を失ったのね。
ペリィ・ヴァシャイ そうだ。あたしはあの弓の力を見た。だから、自ら目を閉じたのだ。

自ら目を閉じた?

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ペリィ・ヴァシャイ 何も見えぬ世界では、何も欲しくない。何も怖くはないからね。

目を瞑ってるだけで、本当は見えるの!?
いや、もしかしたら自分で目を潰した…?物理的に。

どちらにしろ、光の弓を引いて、魔晶石の力で悪しき心に支配されそうになったから、目を閉じて情報を遮断したと。
いや、それも生半可じゃない強い心だよ!?

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セミ・ラフィーナ …。あなたのことを尊敬するわ、ペリィ・ヴァシャイ。私があなただったら、それができたかわからない。
ペリィ・ヴァシャイ しかし、そのためにおまえが歩むべき道をゆがめてしまったのだ。あの娘を助けるために、私は我が子を死んだこととした…。

セミ・ラフィーナ …。

シウ・ベフラティを助けるためだけではなく、光の弓を始末するためでもあるからね。
いろいろと天秤にかけた、族長としての立場での判断よね。

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セミ・ラフィーナ …ペリィ・ヴァシャイ。あなたを恨む気持ちはまったくないわ。自然の声に従うことが、私たちの務め。

すべて理解しているであろうセミ・ラフィーナはやっぱり族長の器なんだろうなぁ。
強いし。

セミ・ラフィーナ あなたには、また、会いにくるわ。それまで、お元気で。

ハンターソックスを手にいれた!

結局、はっきりと親子だと確かめあうこともなく、族長にならない宣言もしたままだけど、確実に心は近くなったみたいでよかった。

きっと、それはまた別のお話なんだね。

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ペリィ・ヴァシャイ 時には、おまえも瞳を閉じて、世界を見てみるがいい。その時、おまえの内なる世界には…何がある?…誰がいる?

瞳を閉じたら…眠ってしまいそうです…。

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Kapeh Myohrye 我らは、族長様が「光の弓」をかの地に返すために、どのような想いで我が子を手放したか、よく知っている。

ここにいるってことは側近だろうから、全部知ってるんだね。

Kapeh Myohrye 族長としての義を通し、狩人としての義を通すためには、母としての義を捨てねばならなかったのだ。セミ・ラフィーナ様は分かってくださっただろうか。
りぃ 分かってくれるよ。絶対に。

なんならもう分かってるんじゃないのかな

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Muhk Johldy 天の塔に預けられた子は皆、母親をなくした子たち。本来ならば、本国へ送られ、別の母親にたくされるべき子。

ふむ。

Muhk Johldy 彼女たちが何故、本国へ送られなかったか、あなたにはもうお分かりでしょう。族長さまは、我が子セミ・ラフィーナ様の成長を見守りたかった…。例え、恨まれようとも…。

死んだことにする子をそばでかくまうために、孤児にまぎれさせて天の塔へ…。

あっ!!

と、いうことは。
神子さまもグルだね!?

絶対、何が起こったかすべて知ったうえで受け入れてるよね。

さすが我らが神子さまー!

さてさて、各種宝箱を開けていって…。

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タル狩人完成~!!

狩人AFクエは内容が濃すぎて、装備はおまけで貰えた感が凄かったっ。

3つくらいの出来事が絡み合いながら進んだからよく分からなくなったりしたけど、結局、

※本国(カザム)に伝えた情報
・罪人 ( ネヴ・ベフラティ ) はオズトロヤに捕らえられ死亡。
・罪人の娘 ( シウ・ベフラティ ) は助け出したが衰弱して死亡。古墳に埋葬。
・光の弓を返却。
・光の弓についていた魔晶石はザルカバードに戻した。
・( セミ・ラフィーナの出自についてはスカリーMが興味を失ったから放置 )

※真実
・ネヴ・ベフラティはオズトロヤに捕らえられることなく生存。
・光の弓を使ってペリィ・ヴァシャイと共に、娘を含む捕虜を救出。
・その際にネヴ・ベフラティは戦死。
・シウ・ベフラティは生きていてザルカバードへ。
・光の弓を本国へ返却。
・光の弓についていた魔晶石はザルカバードに戻した。

・ペリィ・ヴァシャイとセミ・ラフィーナは親子
・死んだことにしないといけなかったセミ・ラフィーナは捕虜だった孤児たちと共に天の塔へ預けられる。

ってところかなぁ。

親子ってことを隠すために、セミ・ラフィーナは双子石のピアスと共に名前も変えられたんだろうな。
本当は、セミ・ヴァシャイ。だったのかな?

うーん、慣れないっ。