力と覚悟

シャマルハーン …………。

シャマルハーン 見事なオートマトンに育てあげたものだな……。おそらくは数多のモンスターと戦い、経験を積んできたのだろう。

シャマルハーン ……じゃが、これより多くの力を求むることは罷りならん。からくり士としての領分を弁えよ。徒に力を求めれば、いつかそれは自身にとっての脅威となり、大切な者をも傷つけることとなる。

シャマルハーン それでもなお、力を必要とするのなら、偉大な絡繰士の証を携え、もう1度ワシのところを訪れよ。その力、御せるかどうかワシ自らが判断しよう。

既に用意済みである。

りぃ 持ってきたよ。
シャマルハーン 準備ができたようじゃな。これより向かうはトロールの断罪の場、「ナバゴ処刑場」じゃ。そこでワシと戦ってもらう。向こうに着いたら、その偉大な絡繰士の証を使ってバトルフィールドに入るがいい。

シャマルハーン さあ、覚悟を決めることじゃな。では、行くぞ。

ワープしてくれるの助かる!

おまたせー。

シャマルハーン ……ワシは以前、もう1体のオートマトンを持っておった。じゃが、死者の軍団との戦の際に、不覚にもそのオートマトンはラミアに操られてしまい、味方に甚大な被害を及ぼすこととなった。

AFクエの時10秒後に爆発させたアレね。

シャマルハーン からくり士たるもの、いかなる時においても、自らのオートマトンを御せるようでなければならん。

シャマルハーン いざという時、自らのオートマトンを破壊するだけの力と覚悟があるか、見せてみるがいい!

今回もフェイスと共に。

シャマルハーン ……この力、ただモンスターを倒して得ただけの力ではないようだな。何者にも断たれぬ絆、そこから生まれる力を感じる……。

フェイスという魔法の力です。

シャマルハーン ワシはあの時、自らのオートマトンを破壊するしか道がなかった。

シャマルハーン じゃが、もしワシに、あのオートマトンを繋ぎ止める力があったのなら……。

シャマルハーン おっと、すまんな。年をとると、つい昔の思い出に浸ってしまう。

シャマルハーン うむ、よろしい。当初の目的と違うが、合格じゃ。後は自分の好きな道を歩むがよい。

あら、実装時の想定のクリアの仕方したらセリフ変わったのかしら。

シャマルハーン どのような道を歩もうとも、きっとそのオートマトンが支えてくれることじゃろう。

からくり士のクエスト、終わり!