誓いの剣 其の壱

ここがシュザルローの家だって。

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ヴェマルポー 何しに来た?息子のことで聞きたいことがあるだと?悪いが帰ってくれ!

もう散々色々聞かれて嫌になってるパターンっぽい!

ヴェマルポー わしは知ってるんだぞ、丁度あいつが姿を消す前、騎士団の中でなんらかの事件がおこり、その件で息子が疑われてたことぐらいは、な!

えっ、それだけ!?
次どこに行けば。

南サンドリアにある酒場にいるナジャ(Najjar) (K-6)

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ナジャ ねぇねぇ、あなた誰かが絵のモデルを探してるって話、聞かない?ちょっとお金がなくなっちゃったんで、またバイトやりたいんだけど…。
りぃ アンジェリカなら知ってるけど…。

モデルは探してなかったっけ?

ナジャ 前はシュザルローがよくあたしの絵を描いてくれたもんだわ…。彼はすごい才能の持ち主だった。この酒場にかかってる絵も彼の筆によるものだわ。

シュザルロー、騎士団員なのに絵が特別うまかったんだ?

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ナジャ それでも、よくスランプになってミックの絵筆さえあれば…、って唸ってたわ。父親のヴェマルポーさんも探してたみたいだけど、もちろん見つかりっこないわ。
りぃ ミック?

ナジャ え、ミックって誰かって知らないの?じゃあヒナリー未亡人のお屋敷に行ってごらん。百聞は一見にしかず、とはまさにこのことよ。

未亡人の…あの一番奥のお屋敷だね。

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Ullasa わたくしは、ヒナリー未亡人に依頼されてこの屋敷の美術品を鑑定しているものですが、亡きご主人はたいそうお目が高かったようですな。素晴らしい品ばかりです。
りぃ へぇ。

美術品は全部、すごい!ってくらいしか分かんないや。

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Ullasa とくにいいのが、階段の中央に飾られた画家ミックによる肖像画。どうです、感動しません?ミックはランペール王お抱えの宮廷画家でした。残念ながら現存する絵は少ないのですがね…。

あの絵かぁ。なるほど。
ミックはランペール王の時代の人なのね。
そこまで昔じゃないのか。

Ullasa ミックに関して1番の謎はミックの絵筆と呼ばれる、彼が愛用していたという筆です。その筆は、画家が怒れる時には獰猛に、悲しむ時には繊細にその筆先を変えると言われています。

本当に魔法の筆なのか、ミックの画力が凄すぎてそう言われたのか。

Ullasa どんな画家でも、また絵を志すものでもミックの絵筆は憧れでしょうな。ズヴァール城に隠されているという噂もありますが、私には信じられませんな。
りぃ なんでそんなところに隠すし!?

愛用の筆なら一緒に棺桶に入れてもらうとかすればよかったのに。
…実は呪いの筆だから隠したとか?

ランペール王の時代ってことは、まだ闇の王がいないし獣人拠点になってなかったはず。
ズヴァール城はもともと古代の遺跡らしいから、それと何か関連が?

もしかしたら、ウガレピ寺院の魂の絵筆みたいなやつなのかな。

しかし、ズヴァール城のどこにあるのか…?

「ミックの絵筆」はズヴァール城の Treasure Coffer から入手可能

宝箱かい!
しかもコッファー!

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それパッカーン!

んで、どうすれば。

南サンドリアに戻りヴェマルポーに話す

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ヴェマルポー …!これをわしにくれるってのかい?シュザルローが欲しがってた筆だ…。あんた、何で知ってるんだ?
りぃ モデルのお姉さんが教えてくれた。

ヴェマルポー 息子は本当は絵描きになりたかったんだ。だけどわしの妻は病気で床に伏しがちで、余裕がなくて…。あいつは自ら騎士になる、って言ったんだ。

画家で稼ぐのは難しいだろうね…。

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ヴェマルポー わしにはやめてくれ、とはとても言えなんだ。心ではそう思ってても、な。あの子はわしらの誇りだったんだ。あんな素晴らしい子がどうしてこんな目に遭うんだ!?

世の無常よね…。

ヴェマルポー 行方不明になってもう1年にもなるが、まだ死んだと決まったわけじゃない。2階の息子の部屋はずっとそのままにしてある…。見たければ勝手に見るがいい。

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机の上にあるものが調べられる。

書きかけの手紙だ。
特別なことは何も書かれていないようだ。

よく見ると、この家に飾ってある絵は
全部同じ人が描いたもののようだ。

羽根ペンがインク瓶に挿してある。
インク瓶は空っぽだ。

りぃ ん、額縁の裏?

何も書かれていない手紙がある。
だいじなもの:不思議な紙を手にいれた!

何も書かれていないのに額縁の裏に隠されてた?
絶対あやしい。

ヴェマルポー何か知ってるかな。

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ヴェマルポー そういえば息子は時々隊長から来たという手紙を読んでいたが、ちょっとのぞくと何も書かれてなかった。あれは実に不思議だった…。

隊長が何か知ってるんだね。