招待状とか無くて入れた。
顔パスになったのか！？

りぃ、想いが通じた！あなたにどうしても会いたかったの！どうやってあなたに連絡をとるか、メネジンたちと相談してたのです。

なぜなら、わらわは聖皇ナシュメラ2世として……前よりもずっと忙しくなってしまって……。

宰相もいないし、側近2人もいなくなっちゃったしね…。

けれども、心配ありません。あなたと一緒に過ごした日々の思い出が、わらわを元気づけてくれています。

それはよかった。本当に。

あの日々……さまざまな人々に会い、わらわは多くを知り、感じ入りました。それを思い返しながら、皇国を立て直そうとしています。

ただ、ときどき失敗してしまうこともあって……。

そのようなときは、つい、こう思ってしまいます。「あなたと一緒に、もっと冒険を続けていれば」と。そうすれば、「歴代の聖皇さまたちのように、りっぱなまつりごとができるようになるだろうか」と。
そんなに焦らなくて大丈夫よ。

まだ15歳なんだから。
あれもこれもできなくて当然じゃない。
聖皇やってるだけで立派よ。

ソコデ、ふぇいすダヨナー。ふぇいすノたいけんが、なしゅめらじしんノやくニたツカモナー。
フェイスが体験したことを、ナシュメラが知る術は、今のところないようだがな……。

あら、そうなんだ。
コピーロボット(パーマン)のようにはいかないのね。

ってか、フェイス知ってるの？
われわれモ、じゅのカラたのマレテ、ふぇいすためシタナー。

そういえば盟で貰ったかも。

うん。マウも「やりたい！」って言って魔法のスクロールをもらっちゃった。

ナシュメラが我が儘言って、使者を困らせたのだ。
マウの分身が世界を旅して、人を助けるんだもの。聖皇として、りっぱなことをしたいの！

アフマウがツーンってしたけど、アヴゼンはしなかった！
前は絶対一緒にやってたのに。

本当に前はアフマウが動かしてて、今は自動で動くようになってるんだ。

ぶんしんガけいけんシタきおくヲ、いつカ、なしゅめらヘもどスことガデキルカモしレナイシナー。
ジュノの方によれば、そのようなことは奇跡が起きないと無理だということですが……。

ヴァナ、奇跡だらけだからいつかできるようになるんじゃない？

あなたはアトルガンに奇跡を起こしてくれた。だから、あなたにわらわのフェイスを託したい。
うん。

ありがとう。マウ、一生懸命、お願いしてみる。

頑張って聖皇やってるけど、一人称はマウになっちゃうのね。

……ですから、フェイスがうまくいったら、まず、わらわの分身を鍛えてください。

以前、皇都が蛮族たちに囲まれてしまったことがありました。そのとき、燃え盛る炎の中からわらわをひとりの大きな兵士さんが助けてくれた。

将軍になる前のルガジーンだな。

弱き者をあのように護ることができる強さがわらわにもあれば……と思うのです。

さぁ、りぃ、心をひとつにしてください……。

うおおおおおお！

よかった……！マウ、ちゃんとできた……！

りぃ、マウのこと、だいじにしてね。
うん。ありがと。

すえながク、おシアワセニー。

うん。……ん？
なんか違うくないか？

まぁいいか。

フェイス:ナシュメラを習得した！