おお、なにか分かったか?
うん。なんかねぇ、どうしたもんかねぇ。
コルモル校長先生!
おおおお!無事だったか!イルディゴルディ!
おかえり。
そうか……!ウランマフランから魔導球を奪うことができたか。これでひとまず安心だ。
これがその魔導球か。ものすごい力が、中で渦巻いているなぁ……。
はい、恐ろしいほどの力です。その魔導球自体、あたしには持てません。
魔力が強くないと持てないのか。
イルディゴルディは逆に魔力が全くないから持てたのね。
ううむ。確かにこれほどの力があれば、死んだ人間を生き返らすことができるだろう。
死んだ人間を!?
生き返らす術が……!?
そうだ。それは俗に「魔法人形の伝説」といわれるもの。
魔法人形を作った術者が死ぬと、魔法人形は魔力を失って死ぬ。だからこそ、死んだ魔法人形にむりやり命を与えると、術者は死の闇より蘇る。
ウィンダスミッション&スターオニオンズ団のクエストで偶然が重なりまくり起こった大事件の肝となる術…。
それは伝説ではなく、本当にある禁術。手の院院長にのみ詳細が伝わり、代々秘密にされている術なのだ。もちろん、院長だといっても使用は禁止されている。
なるほど、わかりました。ウランマフランは手の院院長となり、その禁術を知ったから、手の院から出ていったんですね……。
しかし、そうなると……ウランマフランは、いったい、誰を生き返らせようと思っているんだ……?
校長先生……。
……うむ、わかっとる。ルクススが調べてくれたことをきいてすぐにワシは手を打っておいた。
えっ、優秀?
過去の大魔道士の人形は、天の塔に厳重に保管されている。今回のことでその警備はより厳重になったはず。安心だよ。
古の大魔道士……。まさか……。
渦の魔道士も魔法人形を作っていた?
うむ。とりあえず、今回はその野望を食い止めることができたが、ウランマフランは諦めんだろう。
ホノイゴモイが何が何でも魔導球を入手したがっていたのは、ウランマフランに渡して魔力集めさせるためだったのかな。
イルディゴルディ、ウランマフランの術に対抗できるのは、おまえしかおらん。そのために頑張ってくれんか?
ああ、わかっている。校長先生。
それと、鼻の院の研究員がウランマフランの術に操られているのも大きな問題。そっちもヨランオラン博士と研究してみるが、これには時間がかかるだろう……。
はい、お願いします、校長先生。
最後に、そこのおまえさん。ワシらの手伝いをしてくれたことで、もしかしたらこの先も危険な目にあうかもしれんな。
ふげぇ。
これを持っていくのだ。ようやく完成した、カラハバルハの設計防具……。
カラハバルハの設計…だと…?
シャントット博士よりも先におまえさんに渡すのだ。だいじにするのだぞ。
ヒィ!あ、ありがとうゴザイマス…。
呪われないか!?
エボカーホーンを手にいれた!
ウランマフランのように闇に堕ちる魔道士は、なかなかおらん。思い出すのは、はるか昔の渦の魔道士……。恐ろしいことだ。
ここでクエストが終わってしまった!
続きは他のクエストなりミッションなりで触れられるのかなぁ?
それともここから先は未来の話。ってことなのか。
うーん、どうなるか気になるぅ。
さてさて、コッファーをパッカンして行って…。
ウガレピ寺院の宝箱が、ウガレピのカギの扉の先にあって取るのが大変だったよ!!
下手すればその先の高僧のカギの先にある可能性もあってさ。両方のカギを取るのに召喚士Lv60じゃきつくて、シーフに着替えて来て取ってまた召喚士になって…って。
もうウガレピの宝箱は開けたくないー!
という思いを抱きつつ、タル召喚士完成っ!
やっぱり鉢巻系似合うな~。
そして服も可愛い!角も可愛い!!
あー、いいなーこの装備。
いいな~~~!!!