おお、久しいな、お主か。顔立ちをみればわかるぞ、刀を手渡した頃とは比べものにならん……見違えたな。
えっへっへ。
突然なのだが、お主を見込んでひとつ仕事を頼みたい、引き受けてくれるか?
ん?なに?
引き受けてくれるか、ありがたい。早速だが、近々大きな祭儀が執り行われる。わしはその祭儀用の「神刀」を作らねばならんのだ。お主にはその刀の材料を集めてほしい。
大きな祭儀って何だろう。
集めてほしい材料は2つ。1つは神刀のベースとなる、無銘刀。ふふ、いまは倉庫で眠っておるのかの?お主が修行時代に世話になった、無銘刀よ。
これで使うって情報得てたから、捨てないで持ってた!
そして、水晶の鱗。これは聖地ジ・タでしか取れぬ珍しいものだ。水晶が輝く池の主……水晶の鱗を持つ魚。
魚といえば「釣り」だが面倒なことに、普通の釣りエサには見向きもせん。聖地ジ・タのゴブリン共が調合した撒き餌の袋をなんとか手に入れるのだ。
さすがゴブリン。
専用の餌を作り出すなんて器用ね。
魚を商売で使ってるのかな。
その撒き餌の袋があれば池の主をおびき出せる。主というだけに強暴だがいまのお主の腕前なら問題なかろう。適当に暴れさせて、水晶の鱗を手に入れてくれ。
わかった。
ここまでざっと話したが集めてほしい材料については以上だ。材料が2つ揃ったら、あとはわしに手渡してくれ。では、よろしく頼んだぞ。
撒き餌の袋持ってなかったから取りに来たぞーい。
Goblin Robberが落とすんだって。
うおおおお!
そんで、ここかぁ。
魚住んでたんだ。
モンスターかい!!!
だいじなもの:水晶の鱗を手にいれた!
取ってきたよ。
おお、材料を揃えてきてくれたか。無銘刀に水晶の鱗、確かに受け取った。これで祭儀用の神刀を作ることができる。
よかったのぅ。
そうだ、報酬を忘れとったな。今回の無銘刀の代わりといってはなんだがこの孫六兼元を受け取ってくれ。わし自慢の業物よ、きっとお主の新たな力となろう。
ありがとっ。
孫六兼元を手にいれた!
…えっ、めっちゃあっさり終わった!!