ここかぁ。
お邪魔しまーす。
部外者立ち入り禁止ですか!?すみませんでしたー!!
って、意外と強いわね。
モンクLv60だからか。
でも問題なく倒せそう。
って、あれ?そこにいた雑魚がリンクしてるし!
大丈夫、余裕余裕…
ぎゃー!!全部来た!!!
よく見たら周りの敵、楽じゃないですか!
先に雑魚倒してからにすれば良かった!!
ぜえはあ。しかも場所が移動していやがる…。
だいじなもの:サンドリアの武道書を手にいれた!
おお、行ってきてくれたか!御苦労だったな。ん?ちょっと不満そうだな。なぜわざわざこんなものを…って顔だ。
めっちゃ大変やったん!
まあ、いいではないか。1人のエルヴァーンの少女と、1人のガルカの少年にささやかな幸福を届けたと思ってやってくれ。
ぶーぶー。
そのついでにと言ってはなんだが、もう少し、老いぼれの酔っ払いガルカの昔話につきあってくれぬか…。何もまた冒険に行けと言うのではない。報酬もちゃんと出そう。
いいよっ。
それは、そのサンドリアの武道書にまつわる話だ…。
私の弟子になったコーネリアと共に、サンドリアへ修行に出かけた。修行と言っても、現在のダボイの地にあったサンドリアの修道院から依頼があったのだ。
オークに奪われてダボイになる前の、ラヴォール村の時の話だね。
神殿騎士団は武器を扱う集団だが、以前は、信仰に基づく、修行僧たちの拳を使った武道も盛んであった。ダボイにあった修道院もそのひとつであった。
そうだったんだ!?
その武道の書が、ジャグナーのオークに奪われた。その一部を取り戻してきてほしい、という依頼を私は受けた。
またサンドリア大事なもの盗まれてる。
もちろん、その武道の極意を探るためだ。今でこそモンクという肩書きを持つ者は多いが、東方から伝わった拳法と、サンドリアの修行僧の技が融合し、それは確立されたものと言える。
ふむふむ。
ということは、30年前にオグビィが使ってたのは拳法の方だったのかな。
それはさておき、我々が向かったのは…ダボイが奪われる以前のオークの本拠地だった。
御師匠、本当にこのあたりなんですかねえ…。
なかなか見つからんもんだな。しかしまるでこれでは盗人…ん?
ラオグリム…様?
あれ?後ろにいるのはナジのお父さんのヤシンだよね。
ということは、戦士AFで見た回想と同じ時の出来事だね。
オグビィ殿のような方が、オークの居住区などに何の御用ですか?
いや、ちと探し物がありましてな…。
失礼な野郎だな!うちの御師匠様をこそ泥みてえに!
えぇー!?コーネリア、初対面でそれいくー!!?
そうか…おまえ、語り部のラオグリムだな?御立派な銃士様がこんな汚いとこに来てんじゃねえよ!
お口がー!
これは、面白い御弟子様をもたれた。それに、私のことを知っているヒュームの女性とはまた珍しい。語り部なんて言葉すら知らないでしょう、普通は。
ふん、いろいろあってな!そんなどうでもいいこと、知りたくて知った訳じゃない。
やめんか、コーネリア!
これが、ヤシンが言ってた「モンクのいさましいお嬢ちゃん」…!!
これが、後にミスリル銃士となる、2人の初めての出会いだったのだ…。
とんでもないな!!
おっと、昔話が長過ぎたようだ。つきあわせてすまなんだな。ほら報酬を渡そう。ちょうどこの修行の後、コーネリアに与えたものと同じものだ。
面白いからいいよ。ありがとっ。
テンプルゲートルを手にいれた!