あ、あなたはこのあいだの!でも、火輪草はまだ手に入らないんです……。
はい、どうぞ。
……え、ひょっとして、それは火輪草……!?採ってきてくれたんですか?……わぁぁ、ありがとうございます!これで……ついに……!
……あ、えっと、さっそく失礼してもいいですか?研究のつづきをしたいので……。
うん。がんばって。
あんな嬉しそうなマジュナジュ、久しぶりに見たよ。きみ、どうもありがとう。
どういたしまして。
気が向いたらまた様子を見にきてやってよ。
~ 1日後 ~
ふふふ……
ふふふふふふ……
ふはははははは!!やったぞ……ついに、ついに……!!
……あ、マジュナジュそ、その高笑いはひょっとして……!
……見てくれよ!薬が……完成したよ!
やったぁ!
……わあぁ!おめでとう!マジュナジュ!
あ、見てください!あなたが持ってきてくれた本と火輪草のおかげでついに薬が完成しました!本当に……ありがとうございます。……これで、彼女が……。
あとはちゃんと効くことを祈るのみ。
さあ!こちらへ。どうか、いっしょに来てください!
あぁ、この日をどんなに待ちわびたことか!これで、ついに……!
……う……ん。
効き目絶大!!
……マジュ、ナジュ……?
シャル……!!
私、目がさめたの……?それともこれは、夢……?
よかった!シャル……!!この人がね、シャルの病気の治し方を教えてくれたんだよ!
……?
……?
ずーっと寝てたから、すぐにはよく分からないよね。
ああ……!なんてお礼を言っていいのか……!あの……、お名前をきかせていただけますか?
りぃだよ。
りぃ、さん……。本当にありがとうございます……!
薬が効いて本当に良かったよ。
(……ねえねえ、きみきみ!)
ん?
(せっかくお姫さまの目がさめたんだよ?邪魔モノが居のこるのは無粋ってもんさ。さあ、退散退散!)
あっ、そうだね。
マジュナジュ、僕たち、じゃあこのへんで!
えっ……!?
あとでまた来るよ。じゃあねー!
~ さらに後日 ~
あ、きみ!このあいだはありがとうね。マジュナジュもシャルも元気でやってるよ。
本当に良かったよ。
……あ!そういえばきみのことふたりが捜していたんだった。
……りぃさーん!
シャル歩いてる。
体力が落ちきる前でよかった。
先日は本当にありがとうございました。もう、シャルもすっかり元気です!彼女の病気は治ったけれど、僕、いろんな薬の研究をつづけることにしたんです。シャルと同じように苦しんでいる他の人たちを、助けるために……!
がんばって!
私、今とっても幸せです。もちろん身体が治ったのもそうなんですけど……でも、もっと嬉しいのは彼が心から笑顔を見せてくれるようになったことなんです……。
病気だったときは、心配ばかりかけてしまって、不安を隠したような笑顔しか見せてくれなかったのですけど……。今ではとてもあたたかな、そう、まるで太陽みたいな笑顔を見せてくれるんですよ。
そっかぁ。
本持ってきてよかった。
……あの、これ、借りてた本です。お返しします。ありがとうございました。
あ、そっか。現代の本は現代に持って帰らないとね。
……あ、そうだ、それからお礼もしなくちゃいけませんね!この間は嬉しいばっかりで、すっかり忘れてしまって……。
これ、僕らからのほんの気持ちです。どうぞ受けとってください。
ありがと!
ミスクチュアを手にいれた!
だいじなもの:東方本草学の系譜、巻之伍を手にいれた!
~ 現代 ~
あら、きみ。マジュナジュ君に何か用?え、この本をマジュナジュ君に返したいって?
うん。
ふぅん、じゃあ私から渡しておくよ。でも、これ「夜長病」について書かれた本でしょう?彼には必要ないんじゃないかなぁ。
……え?だってマジュナジュ君は、もうずっと前に治療薬を開発したし、奥さんのシャルさんの病気も、とっくに治ってるもの。
あっ、いるー!
ここでクエストが終わってしまったっ。
お話聞きたかったけど、パラドックス起こってしまうからだろうな。
でも、奥さんなのか~。
幸せに暮らしてるんだね。
よかった!