大公の謁見の間の門番の名前が Rainhardと High Windですか。
豪雨と暴風って。不穏!!
これから起こる大公のいろいろな色々をイロイロと示唆してるのかしら。
こういう細かいところも見逃せないなぁ。めちゃくちゃたくさん見逃してそう。
こっちには世界一の門番ナジ(のフェイス)がいるから門番対決では負けないんだぜ!?
おじゃましまーす。
ほう、新任の大使館員か。
私がジュノ大公・カムラナートだ。少しばかり、貴公の国の力を借りたい用件があってな。
カムラさんじゃないですか。
そっか、カムラナートが大公だったね。
何かとネタにされてたイメージしか…。
お客さん?はじめまして、僕はエルドナーシュ。よろしく。
彼と私とは血を分けた兄弟だ。うるさく思うかもしれんが、横で話を聞くだけだから、気にせんでくれ。
兄弟、か。
どっちがどうとは言ってなかったのね。
本題に入ろう。今日君に来てもらったのは、ある任務を依頼したいからなのだよ。「闇の王」の噂は知っているな?
知ってます。
闇の王の噂…って、限られた人しか知らなくなかったっけ?
一般大使館職員が今の段階で知りうることなのかしら。もしかして、裏で私が指定されてたとか?だから新任なのにこの任務に。
ダボイ、ベドー、オズトロヤ城に巣くう住人たちが、闇の王の復活をたくらんでいるらしいんだ。
どうやら連中は、3種の「魔晶石」なる不可思議な石の力を利用しようとしているらしい。
んんー?
散々獣人は知恵がないって聞かされてるのに、どうやって石の使い方を知ったのかしら?入れ知恵してるのは誰?
やつらの計画を阻止するために、ダボイ、ベドー、オズトロヤ城から、それぞれ3種の魔晶石を奪って来てほしいのだよ。
えぇ…。
獣人拠点めんどいよ。やだなぁ。
もちろん、なんの報酬もなしに依頼を引き受けてくれとは言わない。3種の魔晶石と引き換えに飛空艇パスを発行しよう。
やります。
飛空艇パス!
かつて3国への移動が劇的に速くなった憧れのアイテム!!
今となってはだけど、やっぱり欲しいよね。
魔晶石か…。どういうことなんだろ?気をつけないと、ね。僕らの世界は、だれにもあげられないから。
「僕らの世界は、だれにもあげられない」って引っかかる言い方ね。獣人にあげられない。じゃなくて。
ジラートのストーリーってほとんど覚えてないんだけど、この時からもうその先の方まで匂わせてた、ってことなのかしら。
獣人たちも罠をしかけて待ってるんだろうね。しっかり情報を集めて行かないとやつらの思うツボだよ。
エルドナーシュの言うとおりかもしれん。まずは街へ出て情報を集めるがよかろう。期待しているぞ。
うへぇ。承りましたぁ。行ってきます。
アルドに協力してもらえって、密書を預かったよ。
あっちこっちから頼られて、アルドも本当忙しいよねぇ。
だいじなもの:アルドへの手紙を手に入れた!