りぃだな。話は聞いている、扉を開け部屋の奥へ進まれよ。我らが頭がお待ちだ。くれぐれも失礼なきようにな。
はーい。
闇王倒した後、ノーグに来てね。って言われてたの思い出したのよ。うん。
おお、戻ったか!りぃ、イロハがお待ちかねだぞ。
待たせてすまねぇ…。
師匠!よくぞ「闇の王」を倒してくださいました!これで、私めが知る未来に、大きく一歩近づいたということになり申す。
世界の滅びも近づいちまってるってことだろうがな。
た、確かに…!
しかれども、まずは師匠が師匠たりえる未来を確かなものにせねば戦えませぬゆえ…。
悪ぃ、悪ぃ。わかってはいるんだ。
師匠。闇の王を倒した時のこと、覚えておりますでしょうか?
ラーアルのフェイスがひとりで倒してくれt ごほごほ
未来において、私めに、師匠は語ったのでございます。「そのとき、クリスタルから声が響いた」と。
クリスタルから…?
クリスタルなんて見てないよ?
まさか、またジラート関係の記憶が飛んでたみたいになっちゃってるってこと?
私の脳みそ大丈夫なの!?
どうぞ、思い出してくださいまし…。
思い出す…。うーん、うーん、うー… …… ( ˘ω˘ ) スヤァ…
あ、あれ?
でっかいクリスタルが!?
??? 『あなたは クリスタルの戦士 そしていずれ 光の戦士となる者』
え…え!?
私がクリスタルの戦士!?
クリスタルの戦士ってこの人たちのことじゃなかったの?
あ、両方ともクリスタルの戦士ってこと?
伝承とかに出てくる「クリスタルの戦士」の立場がどうにもはっきりしなかったのは、違う人を指してたからってこと?
ん?今の私はクリスタルの戦士だけど、そのうち光の戦士になっちゃうの?
なんたることたる!!
永世一般人の野望が!!
??? 『多くの聖なる光を得て 多くの邪悪なる闇を倒す旅をしていく』
??? 『これからも 自らの内に眠る 闇を晴らしていくがよい』
敵を倒すだけじゃなく、自分の中の闇も…
??? 『普通の戦士は 皆 その旅の半ばで疲れ 諦め 足を止めてしまった』
??? 『しかし あなたは 歩み続ける強さを 持っている 何度か 立ち止まったとしても…』
確かに、何度ヴァナディールにこれなくなろうとも、こうして舞い戻ってきております…。
??? 『皆を助け 世界を守り 心の闇を切り開いていく強さを持っている』
??? 『そして あなたはいつしか 戦士の枠を超える』
えぇ?光の戦士もやめちゃって別の何かになっちゃうの!?
人間!せめて人間のままで…!
??? 『世界が それを求めるゆえに… 越えてしまうのだ…』