……おい。そこのトカゲもどき……。……アヴゼンを、……返してもらおうか……。
そうよ……メネジンが……ううん……。アヴゼンになにかしたらこのマウが、承知しないんだから!!
アヴゼン、ダト……?コレノコトカァ?
あ、アヴゼン!や、やめてっ!やめてちょうだい!
アヴゼン!アヴゼン!目を覚まして……!!
……起きないな。……ブレーカーが落ちているのか……?
キングの魔法の衝撃でショートしちゃったのかな。
んもうっ!直接、マウが起動するわ!
アフマウが横に広げた手がメネジンにクリーンヒットォ!
……で、あるな。……それしかないだろう。
貴様ラ……。ソノ前ニ、テメェノ、命ヲ、心配スルンダナァ!
僭主様ァ!ココハ、コノ、ガヒージャ、ニィ!
グルルゥルルルァアアア……!ガヒージャ!!
急に怒った!?
!
めちゃくちゃビビっとる!
僭主、様……ナニカ?
よかろう。騎龍王、よ。
南方帰りの、うぬが、乗龍の、術。期待して、おる、ぞ!
いいんかい。
どうして吠えたし。
……オオオ!オマカセ、アレ……!
恐怖政治はやだねぇ…。
ゲッグッグッグッ……。半時したら、後始末の、兵を寄越す。少しは、お楽しみを、残しといて、やんなぁ~。
去っていった。
!?
あー、ビシージでこれに乗ってきてるやつかー。
アヴゼン投げちゃった!
アヴゼン!!
??? : 危ないッ!!
リシュフィー!!
……オット。順番ガ、変ワッテ、シマッタカァア?
ぼ、僕なら……だいじょうぶです……。
で、でも……!
いいですから、早く……!逃げてください!アヴゼンさんなら僕がっ……。
ちゃんと逃げるアフマウ偉い。
……すぐに戻るからな。