
あ、きたきた!付き人君!またですよ!!ガダラル将軍がまた付き人君を探してるんです。
どうして!?

ハァ~。何度も来られるからいつまたファイガされないか気に……いや、繊細な創作活動に水を差されてこちとら大迷惑な……
散々酷い目にあってるものね…。

あっ、噂をすれば!

む……。りぃか……こんな所で再び会うとは奇遇だな。
お、おう。
決してデレないのココロ。
確か貴様は中の国の出身……だったか。
うん。

何か俺に頼みたいことがあるんじゃないのか?
あ、そういうこと。
フェイスちょうだい。
ふっ。わかってるじゃないか。

これまで、俺らに関わってきた貴様のことだ。必ずやこの力を求めてくるだろうと思い、先手を打っておいたってわけだ。
なんと準備が良くて助かります。
学会の説明じゃ「絆」がどうこうってあったが、りぃとはシャイーハの一件があるからな。

……って、貴様、まさかミリ・アリアポーのフェイスを覚えてるんじゃないか?
うん。
エミネンスのクエストで貰ったからね。
畜生ッ!俺が一番だと思ってたのに、また抜け駆けかよ!!いっつもアイツは……。
ミリどころか、ガダラル以外全員覚えてる…。

条件としては十分だろう。さあ。俺の気が変わらないうちにさっさとやりやがれ!
うん。

うおおおおお!


フッハアァァァァア~ッ!
デター!
笑い声やべぇー!!

ファリワリ拍手してくれてる。

ファ……
ガダラルは、ファリワリにファイガIIIを唱えた。

え。え、え!?
いきなり!?
しかも、ファイガ…III!!!

イ……

や、やめてやめてぇっ!結局またこんなオチなのぉぉぉ~~~???
ザザーグのフェイスにも吹っ飛ばされたのに、いくらなんでもファリワリが不憫すぎる。
ガダ…

ん?

フェイスにスタンして止めたぁ!

そしてフェイスは消えた…。

……フン。

ホッ……。
よかった。
ってか、止めないとファリワリどころか茶屋が吹っ飛んだのでは…。

分身とはいえ、そいつの火力は凄いぜ?何せ、俺の炎はすべてを灰にしちまうほどだからな。使わない手はないだろう。


ん?

絶対使えよ?
う、うん。ありがとう。
そ、そんなポーズでこっそり言われたら使わないわけには。
でも、もしかして、スパイク体操とガ系ぶっ放しばかりするのかしら。
フェイス:ガダラルを習得した!