……べ、べつにひとりでもへいきだったんだぞ!……で、でも、あ、あり、がとう、な……。
アジマルがお礼言ったーーー!!!
今まで言われたことあったっけ?
しょうがないやつだな。とかばかりな気がする。
……!?
ん?
あ、あれ……!
白いマスクのヤグード?
片手棍……魔道士タイプか。
あいつらだ!オレがみたのは……
!?
突然矢が…!
そして炎の追加効果?
ペリィ・ヴァシャイ!
そうか、この時はまだ光を失っていないのね。
無茶するんじゃない。足が震えてるよっ!
……むぅっ!
騒ぎのおかげであいつをここへ引きつけることができた。おまえたち、上出来だ。
へへっ!
……な、なんだ、あれは……!?
えっ、こんなところにタウルス?
タウルスだ!ほんでよんだことがある。
あんなヤバそうなヤツら、遭ったことがない……。いったい……?
クァールの弱点もすぐに出てきたし、本当に勉強頑張ってるのね。
げっ。
何人かやられちゃった!
……くっ、おい、おまえ、アタシの援護はできるか?そこのガキも。
ガキっていうな!まかせてくれ。
……今からアタシの合図でウチの隊がいっせいに矢を放つ。おまえはその隙にデカイ魔法を詠唱するんだ。いいね?
わ、わかった!
それから、そっちの腕の立ちそうなヤツ!その後の混乱に乗じて、猛虎団が突撃するからバックアップしてくれ。頼んだよ!
うん。
……いくぞっ!
!?
突然の範囲魔法!?
まだ詠唱していないアジマルじゃない。
な、なんだ!?
全部倒した!
とんでもねぇ!!!
天蠍魔導団の隊が動けぬというので、我みずから赴いたがすでに形勢は決まっていたようだな……。
遅れてすまない。我は大魔元帥、ロベルアクベル。礼を言おう、ミスラ傭兵団。此度の急襲に対応できたのはそなたらのおかげだ。
大魔元帥…!
ウィンダス連邦軍の最高指揮官。
こんな前線にひとりで来ちゃったの!?
いや、この強さなら大丈夫なんだろうけども。
コブラ傭兵団長ロマー・ミーゴだ!
……アタシはアナコンダ傭兵団長ペリィ・ヴァシャイ。こちらこそ、助太刀感謝する。
オルジリアから来た猛虎団や!
海を渡ってきた義勇兵か……我がウィンダス連邦、新たな援軍を心より歓迎しよう。
……しかし、今のは……鳥の浅知恵め……小賢しい……
鳥の浅知恵?
心当たりがあるのね。
……?
あいつが……
さあ、撤収するぞ。
おまえ、このガキを水の区に送ってくれ。アタシらはメリファトの陣に顔を出してくる。
うん。わかった。
??? : ……ギャッギャ。おい、見たか? 今の……
??? : ギャギャッ、話に聞いたとおりだな。どうやら役に立ってくれそうだ……
えっ、誰のこと…?
……。
??? : 禍星、現るとき暁の神兵、降り立ちて、……か。くしくも詩をなぞるような……
??? : さて、闇夜に夜明けをもたらす白き翼ははたして……
…………。
誰!?
どんどん新キャラが出てくるー!