パシュハウ沼に入ったらイベントが。
手分けしてクゥダフのいる坑道の入口を探すぞ!
……いや、敵の数が読めぬ。分かれて動くのは危険だ。
ザイド、怖気づいている場合か!
そうではない。逃げ延びた従騎士の話が気になるのだ。襲撃されたとき、敵は周到な準備をして待ち伏せていたという。ならばわれわれが救出に動くことも、当然計算に入れて兵を配置するだろう。
それがどうした?われら一士当千のミスリル銃士隊、クゥダフの雑兵など、恐るに足らん。
……つまらぬ意地は己の身の破滅を招くぞ、フォルカー。
そっか、20年前だからフォルカーまだ若くて血気盛んなのね。
なんだと!?
ここで言い争っている暇はない。……私は向こうを探す。
結局分かれて探すんかい!!
フォルカーを説得する暇がもったいないって判断なんだろうけど、そこまで言ったんならもうちょっと頑張りなよザイド!
こんなに立派な入り口があるとは。
あっ!
デュレル准爵!
また君か。どうしてここに……
ん?
めっちゃ囲まれとるー!!
……!話はあとだ。来るぞ……!
んもー、弱い敵がたくさん出る戦闘は範囲攻撃が無いシーフだと地味に大変。
ちっ、キリがない!ザイドの言うことが正しかったか……!
!?
ぬおお!?
敵が一瞬で全滅した!
クララ!
カッコイイ!
隊長!
デュレル准爵!救出が遅れ、申し訳ありません。
……君たちが来なければ、今日もディ・ダの部下に拷問を受けるところだった。仲間はみんな殺されてしまった……。
金剛将軍ディ・ダ……金剛王ザ・ダの弟にして、武装親衛隊を統べるクゥダフ族第二の戦士か。
クゥダフの王弟直属の隊が、なぜこの坑道に……
ここに何か秘密がある?
ムダ話をしているヒマはない。デュレル准爵を首府にお連れするぞ。
あなたにも詳しく話を聞きたい。のちほど、大工房にお越しいただきたい。
うん。
エルヴァーンとデーモンが一緒に歩いてる!?
ん!?
逃げられたか……配下をサンドリアの騎士に成りすまさせ、共和国に潜入させる好機であったが……
なるほど変身してたのか。
……まぁ、よい。次なる手札も我らが掌中にある……
次の手札?
このデーモン、名前がMarquis Amon。
アモン侯爵。
デーモンの有力者か。
しかし元はと云えば、大騎士派遣の報せもサンドリア内部の間諜より得た機密……所詮は名ばかりの連合軍。つけ入る隙には事欠かぬ……
ダルヴィーユかな。
東王派の他の人もやってる可能性あるか。