第6の院 其の弐

白タルの散歩道

サクッとトライマライ水路~。
ここの4匹のスライムを倒したら、心の院のドアの鍵が開いて入れるようになるのよね。

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りぃ あ。トスカポリカから目の院の指輪預かってるんだった。

もしかして、スライムを倒さなくても扉開いた…?

くぅーっ!

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りぃ おじゃましまーす。

すんごいたくさんの本がある。
もしかして、初代神子さまの時代から今までの重要書籍がここに集まってる?

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りぃ 読める本がいくつかある。

ホルトト遺跡の歴史に関する本だ。

塔の書によれば、塔の戦の最中に命を落とした渦の魔道士は、満月の泉に息づく大いなる獣を解き放とうとしていたようだ…。

塔の戦にて、北の魔導装置が破壊されたため、満月の夜には大いなる獣がサルタバルタを走り回るようになってしまったという記述がある。

りぃ 渦の魔道士?塔の書?塔の戦?

渦の魔道士は、FF11用語辞典に載ってた。

過去の人物で、ウィンダス連邦の魔道士「ガラズホレイズ」
国家転覆を狙って色々悪いことした、極悪人だったみたい。

塔の戦の記述が全く見当たらないのよね。

ガラズホレイズが引き起こした「第四次ヤグード戦役」は天晶歴534年で、この時は生きてたってこと。
「塔の戦の最中に命を落とした渦の魔道士」ってあるから、塔の戦は天晶歴534年以降の少なくともガラズホレイズの寿命が持つであろう数十年以内に起こった。ってことかな。

その時に、北の魔導装置が破壊されて、満月の夜に限るけども、大いなる獣がサルタバルタに出るようになった…?

りぃ え、いきなり情報が多すぎて、もうすでによく分からない!!

白タルの散歩道

ホルトト遺跡の伝説に関する、とても古い歌だ。

まばゆい星に導かれ、民はかの地に辿り着く。緑に萌ゆる楽園を、とこしえの地と見つけたり。

荒ぶる獣を抑えるは、まばゆい星のむつの指。羅星の渦が白々と南の空へ消える頃、蒼き泉が残されり。

りぃ これは、タルタル族がサルタバルタにたどり着いた、天晶歴200頃の歌?

荒ぶる獣っていうのは、大いなる獣と同じものを指してるのかな?
残された蒼き泉…満月の泉?
「まばゆい星」という存在が、大いなる獣を抑えてた…満月の泉に封印した?

白タルの散歩道

ホルトト遺跡の歴史に関する本だ。

5本の塔が、中央塔を囲むごとく配置されたホルトト遺跡。5本の塔にある装置から発せられる魔法力を使い、多くの魔道書が書かれてきた。

その魔法力がどこから湧くものか、あまたの研究者がわれ先にと遺跡へ潜った。そしてかの有名な隠者の登場で、塔にまつわる謎は、解明されることとなった。

りぃ かの有名な隠者って誰?全然分らん!!

この本がカラハバルハの死後追加されたのなら、カラハバルハのこと?
心の院に籠って姿を現さなくなって、人々から忘れ去られた頃に再び姿を現して完全召喚をした。って話だし。
カラハバルハを隠者って言うには十分よね。

そうでなければ、誰のことなんだろう。

白タルの散歩道

ホルトト遺跡の歴史に関する本だ。

ウィンダス目の院に残る過去の文献を遡るに、ホルトト遺跡は、初代神子さまの頃からサルタバルタにある遺跡のようである…。

建築物の構造様式、使用された技術、遥かに先を行く魔道理論…。それらはこの地に先住民族が存在したことを証明している。

りぃ うんうん。これはそうだね。

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りぃ あれ?本棚にしまわれていないのがもうひとつ…。

星の神子 触れてはだめです!

白タルの散歩道

りぃ えっ、神子さま!?