実はまだBFに入っていなくてさっきのイベントシーン内に私はいなかったという。
なんたることたる。
さて、突入じゃー。
こんにちはー。あれ、修羅場?
ふん、愚か者が死にに来たか…。いいだろう、この私が相手をしてやる。
お前達は皆ここで…、クリスタルのために、死ね!!
あっ!
で、デター!!
んで、バトル突入したけど、じっと待ってくれてるカムラナートさん。
いつものフェイスと呼び出して…と。
しばらくログインしてなかったから、アプルルちゃん呼び出せなくて、代わりにクピピにお願い。
今までバトルでは超楽々勝ってきたけど、ここは山場だからさすがにちょっと強いかしら。
よっし、いくぞー!
うおー。
驚きのあっさりさで勝っちゃったよね。
クピピはプロシェル唱えただけで回復1度もしなかったし、合間に殴ってる鈍器のダメージが私の短剣片手分と同じくらいでえげつないし。
ラーアルは強化魔法かけてる途中で終わったし。
シャントット様は殴りダメージ1撃が全員の約2倍。魔法ダメージが約5倍ほどで、ほぼひとりで倒してるよねこれ。
嗚呼カムラサーン。
なぜだ?クリスタルの意志たるこの私が…。どうして、ただの人間などに!?
まぁ、私はただの人間じゃないらしいからねぇ。
実はクリスタルの戦士らしいし。しかもいずれ光の戦士になるらしいし。
お前たち、なぜ私が倒れるのを黙って見ている!?
残念でした。クリスタルはおまえなんか必要じゃないってさ、カムラナート。
エルドナーシュ!?な、なぜだ…?どういうことだ…
クリスタルに選ばれた者などと思い込んだのが、そもそもの思い上がりだったんだよ、カムラナート。
ズバッと言ったぁ!!
クリスタルは、私を必要としていないだと…?まさか…、まさか、私を見捨てると言うのか!?
しかし、私がいなければトゥー・リアは復活しない!
ご心配なく。クリサリスの制御なら大丈夫さ。
さぁ、舞台の準備だ。
ウグッ!
ウッ!!
みんな1撃で吹っ飛ばされた!!
そしてクリスタルの戦士は退場…。
あっ!
フェレーナ!?大丈夫か、フェレーナ!!
うるさいな、おまえ。僕がクリサリスの鍵となる大事なこいつに、なんかするわけないだろ?
制御の鍵がフェレーナ?
だけど、拾いものだったよ、この娘は。まさか、こんな優れた共鳴能力を有する個体が現存していたなんて、ね。
共鳴能力…。
獣人と心を通わせる力は、その中のほんの一部だったってことかな。
ま、まさか…、それでは…
さよなら、クリスタルのみもとへお帰り…、哀れな弟よ。
く…!どうして…?兄さ…ん…
エルドナーシュの方がお兄ちゃんだってー!?
って、知ってたけどね。さすがにこれは覚えてたよー。
あっ、見捨てられた失意で倒れた?
ん?
元気そうだったのに突然の死!!!
もしかして、寿命はとっくに過ぎてたけど、エルドナーシュの魔力で若さと命を保ってた?エルドナーシュに見捨てられて、魔法を解かれたから、命が尽きてしまった…とかなのかな。