ここが礼拝堂の入り口らしいんだけど…。
りぃ殿も、いちおう来たでござるか。
あ、テンゼン。
ここがプリッシュ殿に言われた礼拝堂の入口のようでござるな。
しかし、錠がかかっているでござる。これはやはり、プリッシュ殿に担がれたのでござろうか。今一度、出直してプリッシュ殿からアミュレットを……
よぉー! おふたりさん、待たせたなっ!
プリッシュ殿!?
そこのカギならここにあるぜ!さぁ、男神プロマシアに会いに行くとしようぜ!
元気いっぱいだぁ。
まさか、プリッシュ殿自身が来るとは思わなかったでござるよ。よくあの部屋から出してもらえたでござるな。
出してもらえたのか、抜け出してきたのか…。
おーい、早くこねぇと、おいてくぞー!
……ムムム、なにやら悪い予感がするでござるが……ええい、ままよ。ためらっているヒマなどないでござる。先に行くでござるよ!
テンゼンも、振り回される属性持ちだわね。
ボストーニュ監獄に似てるなぁ。と思ったけど、同じ建築技術使ってるのよね。きっと。
礼拝堂なだけあって、礼拝する部屋がたくさん。
ここの部屋のフォモルは席についてお行儀がとてもよろしく。
骨が並んでる。
いたいた。
このミッションも緩和処置が取られていて、2人いないと絶対に開かなかった扉が、ひとりで開けられるようになってるんだって!
ありがたい。ありがたい。
フォモルが落とす「珊瑚の紋章のカギ」と
こいつが落とす「海獅子の紋章のカギ」を、
だいじなもの「侯国騎士団長のカギ」っていうマスターキーと交換してもらうんだって。
サクッと倒すぞー。
えっ、なに!?
骨がわらわらと集まってきた…!!
あっ、部屋の前に並んでたあの骨だな!?
ひいい!数がすご……
コースが死んだらみんな一斉に倒れたなんだこれ!!
絵面がシュールすぎる。
一度タブナジアに戻ってカギを貰って。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
よっしゃ!
んで、さらに奥の扉…と。
ドカッ!
バキッ!
ゴスッ!!!
開かねぇなぁ。
ダメでござる、開かんでござる。
何の音かと思ったら、テンゼンが無理矢理扉開けようとしてたんかい!
プリッシュ殿、この先は宝物庫だということでござるが、そこになんの用があるのでござる?
決まってるだろ、そこに男神プロマシアがいるんだ。
!?
おー、りぃ!ちょうどよかったぜ。おまえもこの扉を開けるの手伝えよ。この先が目的地なんだ。
テンゼンがやって開かなかったのなら、私がやってもびくともしない気がする。
待つでござる、プリッシュ殿。この先に男神プロマシアがいるというのならば、ここには厳重な封印がなされているのでは?
ああっ、思い出したぜ!あの戦争の時に、俺がカギをかけたんだっけ!?
忘れとったんかい!
まぁ、20年も前のことだものね…。
カギでござるか!?
りぃたち、わりぃけど、礼拝堂宝物庫のカギを探してきてくれよ。そこら辺の地下集会場のどこかにあると思うぜ。
ええ、また鍵ィ?
じゃあな、頼んだぜー!
プリッシュ殿!?
プリッシュの方が礼拝堂に詳しいから持ってきてくれればいいのに、人に任せてどこに行ったんだ…。
仕方ないでござる。礼拝堂宝物庫のカギとやらを探そうでござる。
それにしてもまったく、困ったおなごでござる。ひんがしの国の姫君よりも、人使いが荒いでござるよ!
姫君よりも…姫君もたいがいってことだな。
テンゼン、苦労してるんだな…。