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クォン大陸で最も海抜の高い山岳地帯。
一部にオーク族の開いた山路が通っているが、険路の上、入り組んだ地勢が生み出す、あらぬ方向より吹き付ける吹雪が、今も侵入者を固く拒んでいる。
かつて、オーク族の航海術が未熟だった頃、彼らの軍勢は島伝いに北岸へ上陸し、その後、この山脈をはるばる越えて、ザルカバードに侵入していた。
そのため、数に劣るサンドリアの騎士は、よくこの山中で待ち伏せし、オーク族との数々の戦いを繰り広げてきた。
中でも、戦王アシュファーグの史話に登場する「千人落しの崖(Thousandfall Ridge)」は最大の激戦地として知られ、今でも命知らずの探検家が験かつぎに滑り降りることがあるらしい。