ブブリム半島にある洞窟で、「オンゾゾ」とはタルタルの古い言葉で、「貝塚」を指す。シャクラミの地下迷宮と同様、元は太古に形成された天然の洞窟である。大魔法時代の黎明期、魔法の悪影響によって数々の手に負えない失敗作が残ってしまうことがあった。たとえば、毒を吐きつける朝顔や歩き回る机などである。このような魔法廃棄物やその他ウィンダスで発生する様々なゴミを棄てるために、この深い洞窟は最適であったため、しばらくの間利用されていたようである。 その後、長い間、人々の記憶から忘れさられていたが、最近、この廃棄物によって凶悪なエレメンタルが発生。また廃棄物を悪事に利用しようと企むゴブリンまで巣食うようになり、この洞窟は再び脚光を浴びることとなった。そして、この度、その危険性が元老院に認定され、正式に冒険者の討伐対象地域として加えられたのである。